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薬事法とコピーライター

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特別講義 第4回「薬事法とコピーライター」

コピーを書くことは誰にでもできますが、法的な知識が必要な場合もあります。

景品表示法は広告づくりのうえで基本です。
不当な表示や、過大な景品類の提供が禁止されています。

実際の商品よりも、とても良いものだと偽ったり誤解を与えたりするような表示はダメだということです。

ex.トクホ(特定保健商品)ではないのに、トクホだと誤認されてしまうトクホウ(特報)などと表現する。


また、様々な法律を知っていなければならない分野もあります。
それは、健康食品(サプリメント)や化粧品、医薬部外品、医薬品など、いわゆる「薬事法関連」の分野です。

健康食品
健康食品の場合は、薬事法のみならず、食品衛生法、健康増進法なども関係しています。

簡単に説明すると、健康食品は、効能効果などがあると言ってはいけなということです。

使ってはいけない表現があり、制約が非常に厳しい分野なので、コピーライターは知恵を振り絞ってコピーを考えています。

健康食品は、効能効果を標榜してはいけません。しかし、広告においてメリット、つまり効能効果をアピールできなのであれば意味がありません。とても悩ましい問題です。ゆえに、普通の商品の広告よりも、さらに知恵を絞る必要があります。


医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器、健康食品などのコピーづくりを行う際は、行政が公表している「薬事法に関わる不適表示・広告事例」などを一読しておきましょう。

ちなみに東京都では、定期的に「医薬品等広告講習会」を開催していますので、薬事法関連分野の仕事を専門にする方は参加することをお勧めします。
違反事例などの具体的な解説もあるので参考になります。

法律は変更されることがありますし、事例は年々増えていきますので数年に1度は参加するといいでしょう。

高齢化社会、健康志向の高まりを受け、健康食品分野は大きな市場になっています。健康食品の広告は、テレビ・新聞・雑誌、チラシ、インターネットでも毎日のように目にするほどです。
それだけ仕事がたくさんあるということです。
しかし、薬事法を熟知しているコピーライターは、そんなに多くはありません。

薬事法関連のコピーを書けるようになると、仕事の幅を広げるチャンスになるかもしれませんね。
広告代理店・制作会社にレクチャーできるほどになれれば理想的です。

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薬事法を学ぶ最も良い方法

薬事法を学ぶ方法はいくつかあります。
ひとつは、前述した通り講習会に参加することです。
書籍を読むよりもはるかに有効です。

最も有効な手段は、行政に直接相談に行くことです。
以前、東京都の薬事監視指導課では、面談による相談を受けてくれましたが、現在はFAXによる相談に変更されています。

薬事法を学ぶ、最も有効な手段ではありますが、リスクもありますので慎重に行いましょう。

まず、クライアントに許可を得ることです。勝手に行ってしまうと、クライアント側とトラブルになる可能性があります。
また、日数がかかるので、急ぎの仕事の場合には難しいでしょう。
情報がすべて残ってしまいますので、指導を受けてダメと言われた表現は絶対に使用してはいけません。

どのような指導をしてくれるかというと、「これはダメ」「あれはダメ」という指摘が基本です。
指摘を受け、それを回避できる新たなコピーを考えることは、かなり大変な作業ですが、薬事法を身につけるために、これにまさるものはないでしょう。

上記のことを覚悟した上で相談する必要がありますが、ある意味、「薬事法に関する最も厳しく、正しい先生」なので、相当の力をつけらることは間違いありません。

試すチャンスがある方は、ぜひ経験してみてください。とてもいい勉強になることを保証します。

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