広告コピーの種類

コピーの種類を理解する意味

一口にコピーと言っても、様々な種類があり、企業や制作する媒体によって多少呼び方が変わることがあります。

「キャッチコピー」は、「キャッチフレーズ」「メインコピー」「ヘッドライン」などと呼ばれることがありますが、実際に仕事を進めていく上で大切なことは、関係者が共通の認識を持つことです。

お互いが同じ意味としてとらえることで、コミュニケーションギャップを防げます。

広告コピーの種類

キャッチコピー

その名の通り、人の心を「とらえる」ためのコピーです。「キャッチフレーズ」と同義です。様々な種類のコピーが使われる場合において、中心となるコピーであることから、「メインコピー」と呼ばれることもあります。
業界・業種によっては「ヘッドコピー」「ヘッドライン」と呼ばれることもあります。
外資系企業では、「ヘッドライン」という言葉を使うことが多いようです。

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キャッチコピー、リードコピー

キャッチコピー、リードコピー、ボディーコピー、スローガンコピーのイメージです。

リードコピー

本文を要約した見出しのこと。構成によっては「見出しコピー」と呼ばれる場合もあります。

ボディコピー

ごく短い言葉で人の注意を引く役目のキャッチコピーに対し、商品やサービスの詳細を語る文章。
キャッチコピーで商品の最大の魅力を伝え、ボディコピーで詳細や、その他の魅力を伝えたり、キャッチコピーで「おや?」と興味を持たせ、ボディコピーを読んで「なるほど」と納得させるなどの構成もあります。
媒体や企業によっては、「本文コピー」または「本文」と表現することもあります。

スローガンコピー

企業スローガンやキャンペーン、イベントなどを行う際に掲げるコピーです。キャンペーンの場合は、「キャンペーンコピー」と呼ばれることもあります。

企業姿勢や理念などを表す企業スローガンは「コーポレートスローガン」「コーポレートメッセージ」「タグライン」「ブランドメッセージ」などと呼ばれることもあります。

slogan

 

サブコピー

キャッチコピーを補完するためのコピー。「サブキャッチ」と呼ぶこともあります。

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キャッチコピー、リードコピーなどの解説

キャッチコピー、サブコピー、見出しコピー、ボディコピー、スペック、キャプションのイメージです。

ショルダーコピー

商品や企業名の上(肩)などに記載されるコピー。
企業スローガンなどがあります。「ショルダーフレーズ」と呼ばれることもあります。
キャッチコピーの上に乗っているコピーを指すこともあります。

見出しコピー

カタログ・パンフレット、webサイトなどの制作時に使用されることが多い呼び名です。
「大見出し」「見出し」「中見出し」「小見出し」などと区分されます。

スペック

価格や機能など、商品の仕様を説明する文章です。

キャプション

写真やイラストなどを説明する文章です。

ネーミング

商品名やサービス名、企業名などです。

ネーミング
ネーミングを専門にしているコピーライターもいます。

ラジオCMコピー

ラジオCMのストーリー構成やナレーション原稿など。
ラジオCM

テレビCMコピー

テレビCMのストーリー構成やナレーション、スーパーインポーズなど。
「テレビCFコピー」と呼ばれることの方が多いようです。

TVCM

TVCMコンテ

 

 

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