特別講義

コピーライターとライターは何が違うのか?

投稿日:2019年9月25日 更新日:

どこが違う?

特別講義 第3回「コピーライターとライターは何が違うのか?」

「コピーライター」と「ライター」は、人によってとらえ方が異なるので、明確に分けることは意外にも難しいものです。

また、webという新しい媒体が登場して仕事が多様化したことで両者の仕事がクロスオーバーし、区別がつきにくくなったとも言われています。

しかし、いくつかの違いはあります。

基本的にコピーライターの仕事は、広告づくりであり、「読まれない」ことが前提です。

一般の人たちは「広告を読もう」という意識で、広告の文章を読みません。

ライターの仕事は、読者がいることが前提で文章を書く仕事です。

このあたりが最も大きな違いと言えるでしょう。

ただし、冒頭でも述べましたが、昨今では両者の仕事が混在していますので、この定義がすべて当てはまるわけでもありません。

特にwebサイトの場合、コピーライターとライターの仕事が混在していることが多いようです。

たとえば、コーポレートサイトのトップページ。

短いキャッチフレーズはコピーライターが手掛ける場合が多いでしょう。

一方、商品説明ページなどは、コピーライター・ライターともに行っている仕事です。

採用ページなどによくある「先輩社員のインタビュー」などは、ライターの方が多く手掛けています。

 

コピーライターとライターの違い

  • コピーライター:短いキャッチコピーを書く
  • ライター:比較的長い文章を書く

よく言われているわかりやすい特徴ですが、表面的な違いに過ぎません。

「コピーライターが書く文章は広告」

「ライターが書く文章は読み物」

という分け方もあります。

また、どこから仕事をもらうかによってもコピーライターとライターは違いがあります。

コピーライターは、広告代理店や広告制作会社などから仕事をもらいます。

ライターの場合は、編集プロダクション、媒体社、Web制作会社などをはじめ、広告代理店や広告制作会社など多様化しています。

 

「コピーライターとライターの違いに関するアンケート調査」

「コピーライター」と「ライター」の違いについて一般の人にアンケート調査を行ったので、その結果について掲載します。

 

コピーライターとは

・主に商品の広告などに使う宣伝用の言葉を考える仕事。

・ある商品や企業などの広告、宣伝のための言葉や文章を書く。多くの人に商品を買ってもらうため、企業の存在を知ってもらうために伝わりやすい言葉や文章を書く。

・テレビ、ラジオ、雑誌等のマスメディアに企業や商品の「宣伝文句」を書くことを職業とする人。

・広告戦略における商品イメージの決定、およびイメージの具現化を行う職種であり、狭義には宣伝の文言を書く作業が仕事となる。

・商品やアピールポイントを一発でイメージできるキャッチーな言葉を創る人。

 

ライターとは

・雑誌やネット、単行本等に寄稿し、「ある一定文字数以上(小説等より短文)の原稿」を書くことを職業とする人。

・中身を詳しく、わかりやすく、そして面白く解説していく能力が求められます。

・事実や伝えたい内容を、万人に分かりやすいよう噛み砕き、且つ興味を引きつけながら文を構成していく人だと思います。

・社会で起きるあらゆる出来事を文章にしレポートする作業に従事する者。

・色んな出来事、商品において調査、考察した物をまとめて文章にして、雑誌や新聞等に書いている人の事。

アンケート結果からもわかるとおり、人によってとらえ方はまちまちです。

 

コピーライターとは? ライターとは? アンケート調査結果

 

ライターとは?

ライターとは? アンケート調査より

 

 

コピーライターとは?

コピーライターとは? アンケート調査

 

 

発注者による「コピーライター」と「ライター」のとらえ方の違い

広告代理店・制作会社、出版社・編集プロダクションなど、発注する側によってもとらえ方は様々です。

以下に、聞き取り調査した内容をご紹介します。

 

●大手広告代理店 プロデューサー
クライアント企業の目的を果たすことが大前提で、課題を解決するための戦略づくりやプランニングを行った上でコピーを書くのがコピーライターである。

キャッチコピーは、文字が書ける人なら誰にでも書ける。

しかし、戦略づくりができないのは、コピーライターとは呼べない。

 

●広告制作会社 ディレクター
ライターは、一般の人たちが知らないネタを持っている。

読んで面白く、「へぇ〜、なるほど」という話を書ける人。

 

●web制作会社 プロデューサー
正直言って、ライター、コピーライターの区別があまりつきません。

両者ともどのようなことが得意なのかがわかれば、もっと仕事が依頼しやすいと思います。

デザイナーなら、イラストが得意だとか、かわいいデザインが得意、構成案もつくれるなどといった特徴があるのでわかりやすいですが、ライター系はそのあたりがつかみにくいですね。

 

コピーライターとライターの違いについて 総論

コピーライターとライターの違いは、人によって様々なので、100%明確化することは難しいようですが、以下に両者の違いを一覧表にまとめておきます。

コピーライター ライター
目的 広告宣伝 読み物
依頼主 広告代理店、広告制作会社 出版社、編集プロダクション
文章量 短い 長い
媒体 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ポスター・カタログ・パンフレット・リーフレット・DM・チラシ等の紙媒体、Web他 新聞・雑誌、書籍、カタログ、パンフレット、小冊子、Web他
企画立案 戦略立案、マーケティング、販促企画、広告戦略、クリエイティブプランなどを立案する 記事の企画構成を行う
プレゼンテーション 行う 行わない
料金 高い 安い
書籍の執筆 少ない 多い

 

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