ブランディングを成功させるためには
ブランディングは多義語であり、『あいまいな概念』です。
人それぞれが異なった捉え方をしています。
その証拠に社内において「ブランディングとは何ですか?」と質問すれば、様々な答えが返ってくるでしょう。
また、ブランディングを行っているコンサルタントファームや広告代理店・PR会社、制作会社によっても答えはまちまちです。
進め方もそれぞれ異なっています。
ゆえに「ブランディングとは何か?」という議論することは、さほど重要ではありません。
大切なのは、ブランディングを行いたいと思っている企業が定義づけを行い、社内で共通の認識を持ち推進していくことです。
たとえば、ブランディングを「ファンづくり」と定義すれば、ぐっとわかりやすくなって進めやすくなります。
さらに「webを活用してファンづくりを行う」と、目的を具体化すれば、やるべきことも見えてきます。
「どのような状態にしたいのか?」「何をしたいのか?」を明確にすれば、それを実現するためのアイデアを考え、実行していけばよいということがわかります。
しかし、ブランディングは行いたいが、肝心な目的や目標が定まらない場合も少なくありません。
こうした場合、「何をやろうとしているのか?」「どうしたいのか?」というところから整理していく必要があります。
ブランディングの定義づけを行い、社内で認識を統一する。
「何をしたいのか?」「目指すゴールは?」を明確に
ブランディングを進めるにあたっては、この2点を明確にしておくことが重要です。
ブランディング推進 基本スタイル
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1方向性の確認
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2現状把握
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3社内外への調査・ヒアリング
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4SWOT分析や資源・魅力の掘り起こし
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5ゴールの明確化
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6具体的な実行案の策定
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7実施
概ね、このような進め方が一般的です。
差はありますが、1〜6のプロセスで1〜2年というのが平均的です。
7の実施は具体的に何を行うかによって期間は変わってきます。