企画書づくりは、どこから始めればいいの?
「企画書をつくりたいけれど、そもそも、どこから考えていいかわからない」
そんな悩みを一瞬で解決する方法があります。
それは「仮説を立てる」ことです。
「企画づくりは、仮説を立てること」と言っても過言ではないほど、企画づくりにおいて仮説は重要です。
「そうは言っても、どんな仮説を立てればいいの?」
と思うかもしれませんが、どんな場合でも当てはまる万能な考え方があるので安心してください。
それは……
「たぶん、こんなことで困っているのだろうな」と、困っていることを想像するのです。
あくまでも、想像、つまり仮説でいいのです。
たとえば、ある企業のWebサイトを見てリニューアル制作の提案したいと思ったとします。
webサイトを見ると、いくつかの問題点があるように思えました。
「トップページへの戻り方がわかりにくいなど、サイト内で迷子になりやすい構成になっている」
「webサイト上で商品を販売しているが、購入方法がわかりにくい」
「ソーシャルメディアを利用しているものの充分に生かし切れていない」
これらを仮説と設定して、その解決策を考えることで企画が出来上がります。
例:
「企画テーマ」
・Webサイトの売上を今よりも10%上げるための企画
「課題」←(ココが仮説の部分です)
・webサイト上で商品を販売しているが、購入方法がわかりにくい
このことにより、購入意欲がある人の10〜20%前後が商品を買い物カゴに入れる前に離脱している。※
※ECサイトユーザーアンケート調査結果より
「解決策」
・決済方法や送料、商品到着日、返品・交換など、ユーザーが知りたい情報を、ユーザーがすぐにわかるようにする。
・購入ボタンのそばに、「送料について」「決済方法について」等のボタンを設置し、ポップアップで表示する。
・FAQに、購入に関する項目を追加する。
etc.
「仮説を立てれば、企画が出来上がる」とまではいかくても、「仮説は企画づくりの糸口になる」のは間違いありません。
企画づくりの参考にしてください。