企画書作成の3つのポイント 基礎編
「そもそも企画書とは何なのか?」
企画書をつるく目的は何かを考えると、答えが見えてきます。
- やりたいとや考えたアイデアを実行するために、誰かの承認を得る
- 相手が望んでいることを具現化する
- 相手の抱えている課題を解決する
これが、企画書をつくる目的です。
口頭で説明するだけでは十分に伝えきれない内容や、相手に納得してもらい「いいね、それやってみよう」と決裁を得るための補足・補強資料とも言えます。
企画書そのものは、企画を受け入れてもらうためのツールです。
最も肝心なのは企画の中身です。
企画の中身を相手に理解してもらい、「その企画を実施すると良い結果が得られそうだ」と思ってもらうための資料が企画書です。
企画の種類は、
新規事業企画
社内プロジェクトの企画
広告企画
販促企画
営業企画
新規顧客獲得のための企画
web戦略企画
など、さまざまです。
また、社内向けのものと、取引先向けの対外的な企画がありますが、企画づくりの基本的な考え方は、共通しています。
●「やりたいと考えたアイデアを実行するために、誰かの承認を得る」
●「相手が望んでいることを具現化する」
●「相手の抱えている課題を解決する」
ことです。
企画書という書類作りを目的にすることなく、企画本来の目的を達成することに意識を集中しましょう。
企画書の書き方の基礎 1ページ企画書
「企画書はどうやって書けばよいのか?」
結論から先に言うと、企画書の書き方に決まりはありません。どのようにつくるかは個人の自由です。
「やりたいと考えたアイデアを実行するために、誰かの承認を得る」
「相手が望んでいることを具現化する」
「相手の抱えている課題を解決する」
という目的を果たすために最も効果的だと思われる内容にすれば良いのです。
企画内容によって異なりますが、抑えてくおくべき必要最低限の項目は、
●企画の目的・狙い
●企画内容
●期待できる効果
●費用
●実施時期
などです。
つまり、ほんどの企画は「1ページでまとめることが可能」なのです。
もちろん、クライアントへ提出したり、社内で発表する場合には、たった1枚だけというわけにはいかないででしょうが、全体像を先につくっておくことは大切です。
1ページで企画概要を把握できないような企画なら、企画そのものを考え直す必要があるかもしれません。
企画自体が複雑すぎるか、まだしっかりと考えがまとまっていない可能性があります。
企画内容・アイデアができているかを見極めるには、人から「どんな企画?」と聞かれた際に、概要を説明できる状態になっているかどうかで判断できます。
まずは、1ページで企画の全体像をまとめる習慣をつけてみましょう。
やたらとページ数の多い企画書をつくりたがる人もいますが、ページ数が多ければいいと言うものではありません。
1ページで全体概要をまとめる。
その後に、補足するための説明やデータなどを加えていく。
企画書のページ数が多くなってしまう傾向の人は、これくらいの気持ちでつくるとちょうどいいかもしれません。
1ページ企画書は、要点にブレのない企画書をつくるためにも効果的です。